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2023-12-05

【甕が良いわけ・お味噌の量で選ぶ甕の大きさ】お味噌の仕込みが始まる季節がやってきますね

こんにちは。えんける道具店です。

寒くなってくると始まる保存食つくり。

お味噌の仕込みは「寒仕込み」と言って、雑菌が繁殖しにくい12月ころから2月にかけて始めるのが良いと言われています。

寒仕込みでお味噌を仕込むと、仕込んだ時期は気温が低いため、ゆっくりと発酵させることができます。

また、秋に収穫したばかりの新しい大豆などを使えます。雑菌の少ない時期なので、安心して仕込むことができます。

さらに、夏場に発酵したお味噌は、秋を迎えるころには気温の低下とともに味がのってくるので、おいしいお味噌に仕上がると言われます。

甕(かめ)はお漬物やお味噌つくりに最適な陶器製の容器です。

口が広いので、手を入れやすく、お味噌を詰めやすいかたちをした容器です。

また、厚みのある陶器製容器は、発酵食品つくりに適している容器といわれています。傷がつきにくく・酸や塩に強いことから、お味噌をつくるのに、ぴったりな容器です。

 

お味噌の量で選ぶ甕の大きさ

出来上がりのお味噌の重さに対して、同等以上の容量のサイズをお選びください。(例:出来上がり5キロのお味噌の場合で、5リットル以上の容器)

広口の容器で深さもあるので、お味噌を隙間なく詰めることが出来ます。

重たくなってしまうので、十分な場所を確保してからお使いいただくと安心です。

 

4リットルサイズの かめ で、3キロのお味噌を仕込んでみると容器の中はこれだけのゆとりができます。

 

お味噌の出来上がり量:容器の容量 めやす

  • 約1キロ:1リットル以上
  • 約1.5キロ:1.5リットル以上
  • 約2キロ:2リットル以上
  • 約2.5キロ:2.5リットル以上
  • 約3キロ:3リットル以上
  • 約4キロ:4リットル以上
  • 約5キロ:5リットル以上
  • 約8キロ:8リットル以上

目安としてお考え下さい。

また、重石の大きさや、重石の有無により、容器内のゆとりは変わってきます。

重石を使われる場合や、大きな重しを使われる場合、大きめのサイズをお選びいただくと安心してお使いいただけます。

 

お味噌の量に合わせたお気に入りの容器で、寒仕込みで仕込むお味噌つくりを楽しんでいただけましたら嬉しく思います。

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