陶器の湯たんぽの歴史
湯たんぽの歴史として最も古く、江戸時代から使われていた陶器の湯たんぽ。
加藤さんの窯のある岐阜県多治見市は陶器の湯たんぽの産地で、最大で70件ほど窯元さんがあったそうです。
戦前・戦後まで湯たんぽを製作していた窯元さんは30件ほどあったそう。
その後量産化の時代に移り変わり、陶器の湯たんぽを製造される窯元さんはみるみる姿をけしていきました。
その時代を経て、現在でも変わらず手作業で陶器の湯たんぽを作られておるのは加藤さんご夫婦のみとなりました。
今でも機械操作に頼らず、一点一点を手作業でつくっておられます。
歴史ある加藤さんの窯元です
加藤さんは、1600年創業の13代続く窯元の職人さんです。
1600年というと江戸時代の初期に当たりますが、400年以上たった今でも機械操作に頼らず一点一点を丁寧に手作業でつくられておられます。
一度に作れる数量には限りがありますが、一点一点に沢山の想いがこめられたとても貴重な加藤さんのものつくりです。
今でも変わらないものつくりを通して加藤さんが伝えたいこと
昔と変わらない方法で、手作業でものつくりを続けられておられる、加藤さんご夫婦。
加藤さんは、おっしゃいます。「モノをとおして、輪を繋げたい」「モノをとおして、伝えていきたい」
素材の土の特性を存分に生かした、加藤さんのつくる甕や湯たんぽ。
甕や湯たんぽからは、自然の素材・日本の文化がもたらしてくれる恩恵を感じることができます。
古き良き時代のものづくりが教えてくれる、日本の植物的文化の素晴らしさ。
自然の営みにより文化を育んできた、日本人の知恵の素晴らしさ。
自然に生かされていることに対する、感謝と謙虚さ。
置き去りにされつつある日本の文化や知恵が、このうえなく素晴らしいということ。
自然の恵みがもたらす「心地よさ」による幸せを感じてほしい。
沢山の素敵な想いが込められている、加藤さんのものづくりです。
そして、変わらぬ製法でものづくりを続けていくことにより、加藤さんの想いは沢山の方へと受け継がれていくのですね。
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