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杉浦さんのつくる黒七輪。

杉浦さんの手作業によりつくられる黒七輪。

貴重な七輪。

愛知県三河の七輪の製造法は長州、萩(現在の山口県)より伝来したといわれています。そのころより陶器製で二重構造にした七輪を製造していたとの伝承があります。瓦の産地で有名な愛知県碧南市。瓦やかつての陶磁器製の練炭火鉢の技術を生かし、瓦素材と珪藻土を覆った耐久性のある七輪を製造してきました。 今でも昔の製法のまま作り続けられている、杉浦さんの黒七輪なのです。

杉浦さんの黒七輪は丈夫で長持ち。

杉浦さんのつくる七輪はとても丈夫。その秘密は素材にあります。外側には熱にとても強い素材「三河土」、内側には七輪に適した素材「珪藻土」を使った二重構造です。丈夫な三河土を外側に使用することで耐久性に優れた七輪となりました。

  • 三河土(外側):丈夫で長持ち。保温性が高い。
  • 七輪の素材となる珪藻土(内側):熱が加わることにより遠赤外線を発生させる、七輪に適した素材。濡れて吸水すると崩れやすく、また割れやすい。

杉浦さんの黒七輪は空気口も土製。

空気口を一点一点手作業で切る杉浦さん。

空気口は最も故障が多い部分です。金属製の空気口は錆びたり取れてしまったりと劣化しやすいのですが、杉浦さんのつくられる黒七輪は空気口も土製です。丈夫な土でできた空気口も七輪が長持ちする秘訣なのです。

七輪が黒い秘密。

磨きに使用する那智石。

黒コンロの表面は墨を塗って乾かし、那智石で磨き上げられています。磨くことにより、つやが出ます。また、七輪の強度も増します。

黒い表面が醸し出す、つやのある美しさと重厚感あるたたずまい。
たくさんの場面になじんでくれる、杉浦さんの黒七輪なのです。

 

  1. 七輪のつくる美味しさのわけ。
  2. 杉浦さんのつくる黒七輪。
  3. 杉浦さんだけが、黒七輪を作り続けます。
  4. 七輪の使いかた。
  5. 七輪の場面。