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2019-05-19

梅仕事の季節がやってきます。梅の量で選ぶ甕の大きさ

こんにちは。
えんける道具店の中村です。

今年も梅仕事の季節がやってきます。

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 甕は梅干しつくりに適している容器だといわれています。

傷がつきにくく・口が広い・酸や塩に強いことから、梅干しつくりにぴったりな甕。

陶器製の甕は塩分や酸に強い容器ですので、お塩をたっぷり使う梅干しつくりにも安心してお使いいただける容器です。

金属の容器などは、梅の酸によって劣化をしてしまうので、注意が必要です。

 

梅の量で選ぶ、加藤さんの甕(かめ)のサイズ

梅干しつくりの容器選びは、漬ける梅に対して2~3倍くらいの容器が使いやすいと言われています。(例;梅2キロなら4~6リットルの容器)

漬け始めは梅の量が多く容器がきつめでも、梅酢が上がってくると梅の体積量はだいぶ減り、容器内にゆとりが出てきます。

梅酢が上がってくるまでのあいだ、重石を使います。そのために漬ける梅に対して、2~3倍の容量の容器を選ぶのが良いとされています。

重石が大きい場合などは一つ大きめのサイズの使用がおすすめです。

 

また、重石を使わず、お塩で代用する方法もございます。

ポリ袋に重石用のお塩を入れて口を結び、梅の上にのせて重石の代用にします。

重石の大きさを気にせず、梅を漬けることができます。

 

漬けあがった梅干しを保存する場合は、小さなサイズの甕をお選びください。

 

梅干しつくりの甕、商品ページのリンクはコチラ

 

出来上がった梅干しの保存用におすすめの甕

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出来上がった梅干しのを入れる、卓上用の甕もございます。

匂い漏れや匂い移りする心配がなく、保存が出来ます。

食べる分だけを小さな甕へ入れて、お食事の時には食卓へ、食べ終わったら蓋をして保存しておけます。

冷蔵庫へも入れられる陶器製の容器です。

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1合サイズの甕なら梅干し7個ほど入ります。2合の甕なら15個ほど入ります。

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沢山の量を漬ける方ですと、5合や8合サイズの甕に入れて保管するのもお勧めです。

梅、塩、しそのみでつくられた梅干しでしたら、直射日光を避けて、常温で保存が可能です。

 

梅干し入れに、卓上で使いたい甕、商品ページはコチラ

出来上がった沢山の梅干しを保存するのに、お勧めのサイズの甕、商品ページはコチラ

 

昨年、梅干し1キロ漬けてみました

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昨年、1キロの梅を2升の甕で漬けてみました。(写真は梅酢が上がったところです)

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梅を入れたら、甕の半分ほど埋まりました。

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さらに重石を乗せるのですが、大きな2.5キロの重石しかなく、なんとか蓋が閉まった感じでした。使う重石の大きさなども考慮して容器のサイズを選ぶのが良さそうです。甕は口が広いため、重石を乗せやすく、天日干しする際も、梅を取り出しやすかったです。

大きめの甕を選んでおいて良かったです。

重しが小さければ、1.5升の甕でつくれそうでした。

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大きな容器を使うことで空気に触れる箇所が増えることから、カビやすくなることも考えられるので、小さな重石があれば1.5升の甕でも良かったと思います。昨年はカビを防ぐため、甕ごとビニール袋へ入れて梅酢が上がるのを待ちました。

 

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