【昔ながらの塩漬け梅干し(城干し梅)を漬けてみました】えんける道具店の甕 4リットルの容器で、1キロの梅の実を漬けてみました
こんにちは。えんける道具店の中村です。
今年の梅仕事は、塩漬けするだけで完成するという、シンプルな梅干し「白干し梅」を漬けてみました。
紫蘇を使わず、干さなくても大丈夫、しっとり触感の昔ながらの酸っぱい梅干しに出来上がるそうです。
工程も少なく、あっという間に仕込みが完了しました。
4リットルの甕で、1キロの梅の実を仕込みました。
材料(梅の実1キロ分)
- 完熟梅 1キロ
- あら塩 180グラム(梅の18%)
- 焼酎 25度以上のもの 50ミリリットル(なくても可)
必要な道具
- 漬けこみ容器の甕
- 重石2キロ
おおまかな手順
- 梅の下処理
- あく抜き
- 塩漬け
準備
容器の甕はよく洗ってから、キッチンペーパーにしみこませた焼酎で拭いておきました。
作り方
1 梅の実のヘタを取り、洗ってから、1~2時間水につけておきアク抜きをする
2 1個ずつ水気をふき取る
1つずつ水気を拭きながら、綺麗な梅の実のみを残しました。
大きめの梅の実を使いました。
3 容器に塩、梅を交互に入れる
容器の底に塩をひとつかみふって、梅を敷き詰めるように並べました。
同様に塩、梅を繰り返して、最後に残りの塩を振りかけました。
4 焼酎を回しかけるようにして入れる
上から焼酎を回しかけるようにして入れることで、カビが出にくくなるそうです。(省いても可)
5 重石をのせる
重石は塩を入れたビニール袋で代用しました。1キロずつ、2袋を用意。
梅の上に重石をのせて、ほこりなどが入らないよう、蓋をしました。
梅が浸る程度に梅酢があがるまで、1日1回、梅酢を全体にいきわたらせるように容器ごと揺らします。こうすることで、カビが出にくくなるそうです。
6 梅酢が梅の上まで上がってきたら、重石を半量の1キロにする
数日たち、梅酢が梅の上まで上がってききたので、重石を半量にしました。
漬け始めて約1か月後から食べられるようです。完成後は、梅酢ごと常温保存ができるそう。
半年、1年、3年と時間がたつにつれ、味がまろやかになるといわれます。
出来上がりが楽しみです♪