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2023-06-20

【昔ながらの塩漬け梅干し(城干し梅)を漬けてみました】えんける道具店の甕 4リットルの容器で、1キロの梅の実を漬けてみました

こんにちは。えんける道具店の中村です。

今年の梅仕事は、塩漬けするだけで完成するという、シンプルな梅干し「白干し梅」を漬けてみました。

紫蘇を使わず、干さなくても大丈夫、しっとり触感の昔ながらの酸っぱい梅干しに出来上がるそうです。

工程も少なく、あっという間に仕込みが完了しました。

 

4リットルの甕で、1キロの梅の実を仕込みました。

材料(梅の実1キロ分)

  • 完熟梅 1キロ
  • あら塩 180グラム(梅の18%)
  • 焼酎 25度以上のもの 50ミリリットル(なくても可)

必要な道具

  • 漬けこみ容器の甕
  • 重石2キロ

おおまかな手順

  1. 梅の下処理
  2. あく抜き
  3. 塩漬け

 

準備

容器の甕はよく洗ってから、キッチンペーパーにしみこませた焼酎で拭いておきました。

 

作り方

1 梅の実のヘタを取り、洗ってから、1~2時間水につけておきアク抜きをする

2 1個ずつ水気をふき取る

1つずつ水気を拭きながら、綺麗な梅の実のみを残しました。

大きめの梅の実を使いました。

3 容器に塩、梅を交互に入れる

容器の底に塩をひとつかみふって、梅を敷き詰めるように並べました。

同様に塩、梅を繰り返して、最後に残りの塩を振りかけました。

4 焼酎を回しかけるようにして入れる

上から焼酎を回しかけるようにして入れることで、カビが出にくくなるそうです。(省いても可)

5 重石をのせる

重石は塩を入れたビニール袋で代用しました。1キロずつ、2袋を用意。

梅の上に重石をのせて、ほこりなどが入らないよう、蓋をしました。

梅が浸る程度に梅酢があがるまで、1日1回、梅酢を全体にいきわたらせるように容器ごと揺らします。こうすることで、カビが出にくくなるそうです。

 

6 梅酢が梅の上まで上がってきたら、重石を半量の1キロにする

数日たち、梅酢が梅の上まで上がってききたので、重石を半量にしました。

漬け始めて約1か月後から食べられるようです。完成後は、梅酢ごと常温保存ができるそう。

半年、1年、3年と時間がたつにつれ、味がまろやかになるといわれます。

 

出来上がりが楽しみです♪

 

 

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