2022-02-06
茶こしの目の細かい、陶器製の急須を使って、「美味しい」と言ってもらえるお茶の淹れ方
茶こしの目の細かい、陶器製の急須がおすすめ
美味しいお茶を淹れるためには、茶こしの目が細かい急須が最適。目が粗いと茶葉が通り抜けて湯呑みに出てしまいます。
茶葉の細かさ、形、葉の広さなど、産地やお茶の種類によって茶葉のサイズや形も変わってきますので、目の細かい急須を選んでおけば、どんな茶葉にも対応できます。
また、陶器製の急須を使うと、お茶の中の余分な不純物を吸着してくれ、美味しいお茶に仕上がると言われます。
「美味しい」と言ってもらえるお茶の淹れ方
茶葉の量とお湯の量、お湯の温度(2~3人分)
- 茶葉の量 ‥‥‥ 5~6g(大さじ約2杯)
- 湯の温度 ‥‥‥ 70~80度(横ゆれして湯気が上がる程度)
- 湯の量 ‥‥‥ 180cc (1人当り60cc× 3人分)
- 浸出時間 ‥‥‥ 蓋をして約1分間くらい
手順
- 人数分の湯のみに、お湯を7~8分目程つぎ、お湯を冷まします。
- 急須に茶葉を入れます。(茶葉の量は、1人当り60ccのお茶で約2gほど)
- 湯呑みで冷ましたお湯を急須に注ぎます。その後約1分ほど、お茶の葉が開くまで静かに待ちます。
- お茶の葉が開いたら、お好みの濃さに合わせて 急須を3~5回廻して 湯のみに均等につぎ分けます。つぎ始めは薄く、後になるほど濃くなります。お茶の濃さが平均するように注ぎまわします。
- 急須に残らないように、必ず最後の一滴までしぼるように注ぎきります。こうすれば2煎、3煎まで美味しく頂けます。
- 急須を回したり、沸騰したお湯を注いだりしてはいけません。
- 急須の蓋の穴は、注ぎ口側(注ぎ口に一番近いところ)に配置します。
- お湯は必ず完全に沸騰させて下さい。
- お茶を入れる際にポットなどから直接急須にお湯を入れるのではなく、湯呑みや湯冷まし等でお湯を冷ましてから急須に入れるように心がけましょう。
失敗につながる「苦い」「味が薄い」をなくすには
- 茶葉の量を守ることと
- お湯の温度にこだわること
このふたつのコツで、美味しいお茶を淹れることが出来ます。
目安はあるけれど、自由に、気軽に
お茶の味は「人それぞれ感じ方が異なります」。甘さ、旨味、渋味など、人によって好きなお茶の味は違ってきます。
一般的によく飲まれている煎茶は、お湯の温度により「甘み」「渋み」「苦味」の味のバランスや香りが変化します。
分量や時間、お湯の温度など、目安はありますが、色々試しながら自由に、好みや気分でお好きなようにお飲みいただくのが一番おいしいお茶の淹れ方ではないでしょうか。
あなたの好きなお茶の味を楽しんでいただけたら嬉しいです。
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