梅仕事に使った甕の良さ・甕の使い心地
5.4リットルの甕に、約2.3キロの梅の実を仕込みました
梅干しつくりの容器選びは、漬ける梅に対して、2~3倍くらいの容器が使いやすいと言われています。(例:梅2キロなら4~6リットルの容器)
少しきついかなと感じましたが、2.3キロほどの梅の実を、5.4リットルのかめで漬けてみました。
漬け始めは梅の量が多く容器がきつめでも、梅酢が上がってくると梅の容量はだいぶ減ります。
漬けた梅の実は少し大きめでした
4センチくらいの梅の実が多く、中には5センチくらいの大きな実もありました。
広い口は仕込みがしやすいです
梅の実を詰める際、アルコールで消毒する際など、容器の中へ手を入れやすく、仕込みがしやすかったです。
完熟した梅の実は柔らかく優しく扱う必要があるので、梅の実を詰めていく作業も丁寧に行うことができました。
押し蓋はお皿で代用
直径16センチほどのお皿を、押し蓋として使用しました。
かめの口はひろいので、中へ入れやすかったです。
梅の実2.3キロは、思ったより入りませんでした
梅の実とお塩を交互に詰めたところ、容器の上8分くらいまで梅の実がきてしまいました。
押し蓋をして重石をのせたところ、重石はかなりはみ出してしまいました。
かめの蓋をする前のこの状態でラップをして、その上から蓋を載せておきました。
蓋は完全に閉まりませんでした。
梅酢があがってこれば問題なさそうです
仕込みをして3日後には、梅酢がかなりあがっていて、容器内の嵩(かさ)はかなり減っていました。
梅の実は小さくなっていて、容器の高さ半分くらいになっていました。
5.4リットルのかめなら、2キロくらいが仕込みやすそうです
5.4リットルのかめに2.3キロの梅の実を詰めてみたところ、容器の上の方まで詰まりました。
梅の量は2.3キロで、梅の実は64個くらいありました。
2キロを切るくらいだと、容器上部はもう少し開いていました。
梅の量は1.9キロで、梅の実は50個くらいありました。
5.4リットルのかめの場合は、2キロくらいの梅を漬けるのに良さそうです。
3.6リットルのかめなら1キロくらいがお勧め
3.6リットルのかめに梅の実を詰めてみました。梅の量は1.5キロで、梅の実は40個くらいありました。こちらの容器の場合は1キロくらいがだと重石も入れやすそうです。
煮沸消毒は出来ない容器でした
大きな容器なので、煮沸消毒は出来そうにありませんでした。
アルコール度数の高いお酒で容器内側や蓋の内側、容器の渕などを拭いておきました。
重たくなり、移動が大変です
仕込みの後およそ1週間ほどたった容器は、梅酢の水分が増して、9キロ近くの重さになってしまいました。
取っ手のない容器なので、持ち上げるときが特に大変です。