七輪の使いかた、洗わなくても良い調理道具、七輪の素材である珪藻土は水にとても弱い素材ですので、調理後に洗わなくても良いです
こんにちは。
えんける道具店の中村です。
食欲の秋がやってきました。秋刀魚やキノコ、芋、栗、南瓜、パンでも何でも、七輪で焼いたらもっと美味しいです。
使い方は簡単です。炭火をおこすだけ。
余計な味付けや下ごしらえは不要です。「炭火を使って七輪で焼く」たったそれだけで格別に美味しく召し上がれる調理道具。
炭の後始末だけ、気を付けて行ってくださいね。
注意:七輪の素材である珪藻土は、水に弱い素材です。水をかけないようにご使用ください。
七輪を使う際は
十分に換気が行える場所や屋外でご使用ください。
また、七輪を使った場所は黒く焦げることがあります。ブロックやレンガなどの上に黒七輪をのせて使っていただくと安心です。
炭火をおこす際は
七輪の底に火皿をのせます。
着火剤に火をつけ、その上に炭をのせます。(着火剤がない場合は新聞紙などで代用が可能です)
炭火がおきるでそのままにして待ちます。(炭は小さく割ったものを使うと良いです)
炭が赤くなってきたら炭火の準備完了です。網をのせ、食材を焼いてお召し上がりください。
炭火が弱くなってきたら
炭をトングで崩したり、空気口から空気を送ることによって火力が復活します。
炭の後始末について
残った炭をトングなどを使い、消壺などへ取り出して消火してください。
火皿は取り出して置いておけば、冷めてくれます。
消壺などがなければ、新聞紙の使用をお勧めします。炭を新聞紙に取り出して、炭の上に水をかけます。
十分に冷めたら、そのまま新聞紙にくるんでゴミとして処理をしてください。(灰は少量であれば、プランターなどの土に混ぜて、土壌改良剤のようにつかうことも出来ます)
七輪はとても熱くなっていますので、十分に冷めてから運ぶようにしてくださいね。
また、七輪の素材である珪藻土は水にとても弱い素材ですので、調理後に洗わなくても良いです。
炭の扱い方だけ気を付ければ、難しいことのない調理道具です。
電気やガスのある暮らしが当たり前な、私たちの生活。災害や万が一の状況に七輪は備えにもなるのです。調理だけでなく、寒い冬なら暖を取ることも出来ます。
今の暮らしの有難さ、先人の知恵を教えてくれる、昔ながらの調理道具、七輪です。
三河産七輪のお取り扱いを始めました
亀島さんご夫婦が手作業でつくる、レトロな七輪です