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2020-08-16

梅干しの保存に甕を使っています(700グラムを6合の甕に入れています)

こんにちは。
えんける道具店です。

自家製の梅干しが、今年も届いたので、加藤さんの甕に入れてみました。

届いた梅干しは700グラムぐらいありました。

毎年、同じくらいの量を送ってもらっています。

いつも6合の甕にいれて、丁度よくおさまっています。

 

かめに入れた梅干しは、一年中、台所に出しっぱなしにして保管しています。

塩分濃度18パーセントくらいで、高めの塩分で作ってある梅干しなので、常温保存でも問題ありません。

 

また、3年くらい寝かせた梅干しは「熟成梅干し」と言われます。

熟成された梅干しは、塩味と梅の酸味が馴染み、まろやかで風味が増した梅干しに変わってくると言われます。

 

 熟成梅干しにするには常温(冷暗所)保存が良いと言われ、

  • 直射日光が当たらず、極端な温度変化のない場所
  • 常に日陰になるような場所
  • そして湿気の多い場所は避ける

上記のような条件の場所で置いておくだけで、熟成梅干しへと育っていきます。

(常温保存が可能な梅干しは、18%以上の塩分濃度の梅干しが望ましいと言われています。減塩してつくった梅干しは、早めに使い切るか冷蔵保存で、1年以内に消費してしまうのが良いそうです。)

 

梅の実には個体差や品種により、毎年同じように梅干しをつくってみても、同じものには出来上がりません。

思いのほかエグみや渋みが強く出来上がった梅干しでも、しばらく置いておくと緩和され、エグみは消えて味も丸くなり、美味しい梅干しへと熟成することもあるそうです。

 

梅干しは、日本の食生活に欠かすことのできない、大切な食べ物です。

暑い夏に力になってくれる梅干し。

梅干しと一緒に、今年の夏を乗り切っていただけたら嬉しいです。

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